Lindsay’s “Leatherwood Honey”(リンズィさんの「レザーウッドハニー」)
Lindsay’s “Leatherwood Honey”(リンズィさんの「レザーウッドハニー」)

レザーウッドハニー?
蜂蜜の原料となる花「レザーウッド」とは、タスマニア島の西海岸中心に生育する低木樹です。中でもクレードルマウンテン国定公園に生息しており、春終わりから夏(1~3月くらい)になると白い花や先端がピンク色をした花をつけます。
レザーウッドは花をつけるまでに70~120年、なんと蜜を出すまでには平均100年もの歳月を要するといわれている、非常に希少な木なんです。
木の枝は皮(レザー)のような茶色っぽい色をしていることから「レザーウッド」と名付けられたと言われています。

タスマニアは、世界遺産にも登録されている島全体が大自然という感じです。空気も水もそれは見事に澄んでいてとてもきれいです。そんなタスマニアで、養蜂を許可されているのはほんの数人だけ。
その中でもこのリンズィ・バークさんは養蜂家の第一人者。そしてオーストラリアの有機認証団体OFC(オーガニック・フード・チェーン)認定されています。そんなはちみつの味は絶品です。
リンズィさんは、このタスマニアでレザーウッドハニーの生産量が一番多く品質がタスマニアで1番。ここ数年続けて品評会では金賞を受賞しています。
いわゆる世界一のレザーウッドハニー生産者です。

蜂は巣箱の中でホバーリングして気温を約38度までに保ちます。その為蜂蜜は徐々に質量が減少します。通常の生産者は早々に蜜を採取しますがリンズィさんは2週間かけて巣箱をそのまま放置し、蜂蜜の水分を十分に減らします。しかし、それが濃厚なはちみつを作る秘訣のようです。
リンズィさんは、40度でハチミツをゆるくして瓶詰め等の工程を行ない低温殺菌します。これは蜂の巣箱のなかが38度までで保たれているからです。通常ハチミツは45度以上の熱処理をすると組織が壊れ風味と成分が壊れてしまいます。
その為、本物のハチミツを販売している業者間ではこのように「45度以下熱処理」という表記言葉を使用します。また、その為ボツリヌス菌がハチミツの中に存在します。これは通常人の生活する環境下に存在するもので免疫の少ない乳幼児以外が口にしても増殖しません。しかし、お腹の中に細菌の少ない乳幼児が食べると増殖し、毒素を作り「乳児ボツリヌス症」を引き起こす原因となります。

レザーウッドハニーは、オーストラリアのTasmania Bee keeper associationというコンクールで、金賞を毎年受賞するほどのはちみつ。天然の甘味は滑らかでエレガントで芳醇な香りです。レザーウッドはその素晴らしい香りが特徴的で、多くの人を惹きつけ、国内のみならず海外のグルメからの需要も高いんです。
このハチミツは、すぐに体内でエネルギーに変わる果糖、ぶどう糖などの糖質、ミネラル、ビタミンが豊富、また抗菌作用にも優れているため、現地では古くから火傷やキズの治療、消毒としても使われています。
海外では、スーパーに並んでいるはちみつでさえ固まっている蜂蜜を買うというほど。固まっていくのは純度が濃い証拠。レザーウッドハニーもそんなはちみつです。蜂蜜はのどの痛みをやわらげたり、便秘予防の整腸効果や美肌効果などに優れているとされています。特に抗菌作用に優れピロリ菌の撃退に効果があるとされています。また、天然成分ですので副作用等の心配もありません。
無添加無着色、抗生物質不使用。
140g 1000円(税別)